例会参加者の声

例会に参加している方の声を集めました。
例会には毎月必ず顔を出さなければならないルールなどはありません。
気軽にご参加ください!

① 30代 男性

教員をしています。大学生の時に一回だけ、言友会が主催しているイベントに参加しました。当時は教育実習前だったこともあり、とても勇気をもらったことを覚えています。
あれから十数年が立ち、仕事上の不安を同じ吃音を持つ方と共有したい、という思いから定期的に言友会に参加するようになりました。毎回みなさんと話をするだけで、ココロが軽くなっていくような気がしています!

② 20代 男性

介護福祉士をしています。言友会は社会人になってから入りました。ですが、小学生時代から吃音キャンプにて言友会を知っており、大きくなったら入りたいと思い、社会人になって参加しています。
言友会では、吃音を通しての悩みが人それぞれある中で、話したり聞いたりして共有しています。
当事者だから分かる気持ち、関わるからこそ分かる気持ち、色んな気持ちなどの想いを知れるのが言友会です。

③ 40代 女性

私は、長年、ことばの教室の担当をしています。

言友会の例会に継続的に参加させていただき、多くの大人の吃音の方と出会い、貴重な体験談、人生談を伺うことができます。

私が最近感じるのは、幼児期、学童期から、親子で吃音と向き合いながら、多くの「前向きに生きる吃音のある大人」と出会う事の大切さです。

前向きに生きる先輩達の生き方や考え方に触れておくことで、自分の考え方や価値観が広がり、思春期や青年期といった悩み多き年代を力強く生き抜く事ができるのではないかと思います。また、たとえ苦しみの中にいたとしても、孤独ではなく、仲間がいることの心強さを感じる事ができると思います。

あなたにはあなただけの使命がある。私にも私だけの使命がある。一人一人、胸を張って堂々と生きていきましょう!
言友会は、そう思える場所です。

④ 40代 男性

私の岡山言友会入会のきっかけは、岡山市某病院の当時の言語聴覚士さんから、先代の会長である村木さんを紹介していただいたことです。
入会して現在25年目になります。私にとって言友会は、思いっきり吃れる場所、オープンにできる場所です。これからも、言友会に関わっていきたいです。

⑤ 40代 女性

吃音のことを知ったのは、私の長男が年長の時に吃るようになったからです。
それまでは詳しく知りませんでした。将来、タイミングをみて長男にも参加してもらいたい、ここで大好きなおしゃべりを楽しんで欲しい、そんな思いを持ってまずは母である私が参加しました。
吃音の長男にどう接したらいいのか、この接し方で合っているのか。一人で悩んでも答えは出ません。そんな時ここに来て、相談させていただいてます。これからも参加し、色々勉強したいです。

⑥ 40代 男性

8月度例会に参加し、改めて 生きていく中で人との繋がりの大切さがよくわかった内容となりました。

自分からは3つの話題を取り上げ、皆さんで話し合いました。
1つ目は、私が先月から悩んでいた職場での上司からのパワハラについてと、世の中の吃音の理解度の現状について
2つ目は、この春から全国就労事業所329ヵ所閉鎖し、障害者が5000人解雇・退職となったお話
3つ目は、吃音の障害者マークを新しく作りたいと提案し皆さんからの意見を頂きました。

私は発達性吃音はなかったのですが、30代半ばより、脳の疾病や精神的・心理的な問題によって獲得性吃音となり、よきパートナーとして付き合っています。
吃音になるまでは、吃音というもの自体知りませんでした。営業マンとしていくつか成績を残し話すことは自信がありました。それが、いきなり声を失った時期がありリハビリして話せるまで回復したら吃音という障害が残りました。人に会うのが嫌になり…やる気も出ない毎日…このまま世の中から消えてもいいかな…そんな辛い日々を経験ましたが、周りのあたたかい人達に支えられ今、生きてます。
大人でも 吃音が一生治らないと知ったらこんなにショックが大きいんです。
こども達ならどうなるでしょうか?
私は、こども達や 獲得吃音の成人の方を救いたい!吃音を知っていればショックが少なくなるはずたから。
大切な仲間と力を合わせ 吃音を世の中に広める活動をしていきたいと強く思いました。
「未来のこども達のために!」

⑦60代 女性

先月初めて言友会に参加した新参者です。
20歳で吃音を発症し、40年以上劣等感や自己嫌悪で、自己否定しつつ生きてきました。その間、様々な発声法や自己啓発セミナー等で自分なりにお金と時間をかけて、治そうと奮闘してきました。
でも、むしろ悪化することもあり、まさか、努力が逆効果になるとは、と絶望的な気持ちにもなりました。
けれど、言友会に参加して、吃音を否定したり治そうとするのではなく、それを受け入れて自分らしく堂々と生きてゆく事を学びました。
皆さん、吃音を隠すことなく、自然体で、生き生きと語り合っておられました。
私は、殊更他人の目を気にする質なので、にわかに、自分の吃音を肯定して生きるのは難しいですが、それが可能になったら、相当人として成長し、人生が楽しく豊かになるのだろうとは思います。
それにしても、吃音の自分を半人前と恥じ、人並みになろうとして頑張ったり、自己弁護しつつ生きてきた半世紀近くを悔いてます。
人並みを目指すより、自分の長所を見つけて伸ばすべきだったと後悔しています。
若い人には、是非、吃音との戦いに明け暮れるより、自分の長所や特技を見つけ、それを伸ばすことに、大切な時間を使ってほしいと思います。